タイトルだけで、中身がわかれば、かなり詳しい方だとお見受けします(笑)。
自宅が CATV になったことにより、地上アナログの録画環境の存在が無意味になりました。このため、通電されることもなく、ひっそりと余生を過ごしていた Think-Master を、この度実家に配備しました。実家は地デジにはまだ程遠く、アナログの録画環境を失ったことにより、使う機会がある、ということからです。
とはいえ、録画が出来ただけでは駄目であり、最低でも、再生環境をどうするか、という問題が残ります。しかし、これはすでに解消されています。というのは、実家にはすでに Link Player が配備されており、TV 上での再生が可能となっております、ただ、ネットワーク接続的に不利な状況となっていました。実家のネットワークは、離れと母屋は有線接続(CAT-5) となっていますが、母屋内は、茶の間にのみ Hub と無線 LAN AP があるという状態となっています。建物が古いこともあってか、無線 LAN の電波は、Link Player の配置している部屋では受信ができません。つまり、LAN 上には Link Player は存在していないことになっていました。
これを解消したのが、PLC でした。誤解を恐れずにいえば、PLC とは、電灯線による LAN です。電灯線を使うことで、新たに LAN ケーブルを敷設する必要がなく、コンセントさえあれば LAN が利用可能になります。規格が3種類存在しているため、統一されるまでは爆発的に普及するとはなりにくいかもしれませんが、電話のモジュラージャックが茶の間にしかない、というところは少なくありません。そういった場合に、無線 LAN を使う、という方法を用いることが多いわけですが、こと映像配信に使おうとすると、無線 LAN では帯域不足を生じて、利用に向かない、という弱点があります。そこで、有線ネットワークである PLC が有益となります。
実のところ、自宅に Link Player と GV-MVP/GX2W を導入した際には、このような連携を想定して、メーカーを揃えていました。ただ、自宅では、PC から TV への出力機能があることから、あえて Link Player をつかうまでもない、という状態にあったため、実家に配備していたわけです。
正直、私の実家は、築40年に達しようかという古い建物であり、PLC を導入しても、きちんと使うことができるか、速度は確保できるか、ということに不安はありました。しかし、実際に導入してみたところ、正しく認識されました。後は速度の問題となりました。
PLC アダプタの表示から、リンク速度は 10〜30 Mbps 程度となっていました。帯域的には足りるはずでしたが、実際に再生したところ、コマ送りが生じる結果となりました。(やっぱり足りないのか)と落胆しつつありました。映像の配信サーバーは、自宅の DC を使っていたのですが、動画のリアルタイム変換を行うトランスコード機能を使うことを考えると、DC に映像コーデックを追加することになりますが、さすがに DC に本来不要なコーデックを入れることはためらわれました。そこで、配信サーバーを DC から Think-Master に切替えてみました。その後、再度再生試験を行ったところ、滑らかに再生できることが確認されました。
実家の DC は、自宅との VPN 中継機となっています。このため、NIC にかかる負荷は高く、パケットの連続転送という意味では、非常に苦しいものになっていたと思われます。これが Think-Master に切替えることで、パケットの送受信が単純化され、本来の帯域を利用することが可能になったものと思われます。DC の NIC を増設しても解決できた可能性は高いといえましたが、コーデックのインストールを考えれば、今回の方法は正しかったといえます。
実家に構築してみて感じますが、Link Player と GV-MVP/GX2W の組合せは、非常に有益です。今後、地デジのキャプチャーカードを購入して、同じように使えるかどうか試したいと思いますが、最近は民放で録画したいと想う番組もほとんどないんですよね...モチペーションをあげる何かが出てくることはあるのでしょうか(笑)。
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